第1章 遊撃士

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ギリアム「いないのか…?」 一旦戻ろうとした時、一瞬魔獣の気配を感じ、剣を抜き構える ギリアム「どこだ?」 剣を構え周りを見渡すが姿が見えない ギリアム「魔獣にしては気配を消すとはなかなかだが……そこだ!!」 ギリアムは少し離れた草むらにアーツ『エアストライク』を放つと草が切れて、そこにいたのは、魔獣『ライノサイダー』堅い体を持ち攻撃、防御とも高い素質をもつ、Dランクの俺でも苦戦する魔獣だ、しかも一体だけではなく五体もいる。 ギリアム「五体も!?さすがにきついな…。」 少し弱気になるが、その間にも一体のライノサイダーが突進してきそうだ。 ギリアム「だが、ここでやられるわけにはいかない。」 そう言って、一体のライノサイダーに突撃した。 ギリアム「食らえ…クラフト鎌鼬(かまいたち)」 剣を振ったときの風圧が鋭い刃となりライノサイダー一体に対して無数に切り付けた。 グゥゥゥ…と鳴き倒れた ギリアム「まずは、一体…」 ギリアムは残りの4体を見る、するとライノサイダー2体がこちらに向かってきた。 ギリアム「くっ…ならば!
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