Chapter1ー1 あらしのうみで

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:とある海:   いつもは穏やかなこの海。しかし今日は珍しく大荒れとなっていた。不運にもその嵐に巻き込まれた小舟が一隻。嵐がおさまるのを待っていた……       *「うおっ!!」   *「……だ、大丈夫か!?」   *「は、放しては駄目だ!!もう少し……何とか耐えるんだ!」   しかし、嵐はおさまるどころか逆にひどくなっていく……   *「だ、駄目だ。このままだと……。」   そのとき、大きな雷鳴と共に大波が舟を襲った!!   *「うわあぁぁぁぁぁっ……。」   ………         舟は転覆して海の中へと消えていった…… 
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