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同じ頃……
:ギルド前:
そこでは一匹のポケモンが同じところを行ったり来たりしていた。いったい何をしようとしているのか。
*「うーん……。」
*「いや、こんなことしてちゃ駄目だ。今日こそ勇気を振り絞らなくちゃ。この上に乗ってと。」
そう言うとそのポケモンは木で出来た格子のにのる。すると足元から声が……
*「誰の足形?誰の足形?」
*「足形はポッチャマ! 足形はポッチャマ!」
ポッチャマ「わわっ!!」
ポッチャマ「び、びっくりしたあ~!!」
ポッチャマ「ふう……。」
ポッチャマ「………ダメだ。結局入る踏ん切りがつかないや……。」
ポッチャマ「今日こそは!と思って来たんだけど…。」
そう言うとポッチャマは手に持っていた不思議な模様の石を地面におく
ポッチャマ「この宝物を握りしめていけば、勇気も出るかと思ったんだけど……。」
ポッチャマ「ああっ、ダメだ!僕ってホント臆病者だよな…。情けないよ……。」
そう言うと石を拾い上げギルドを後にした……
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