†手†

1/1
前へ
/101ページ
次へ

†手†

誰のか知ってる 見覚えのある 記憶に残る優しい手 特別だった君の 温もりを今もまだ 覚えている僕の手 時々淋しく想うんだ 繋いだはずの 手をすり抜けて 君は悲しく笑う 始まった筈の季節が 終わりを奏で 手離した君の存在 愛しくて… 誰の手でもない 君の手を待つんだ
/101ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加