老犬が
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(すみませんがここから出して頂けませんか?) 僕は必死で念を送ります。 老犬は何度か顔を近付け匂いを嗅ぎ、それから僕の耳を噛み、土から引き抜きました。 片方の耳はほつれてしまいましたが、僕はなんとか木の下から出る事に成功したのです。 (ありがとうございます) 僕が老犬にお礼を言うと老犬は (君が桜を咲かせたのか?) と訊いてきました。 その目線の先には僕のお腹の桜の模様があったのです。
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