〈前編〉 1 ハプニング

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 同僚なら彼の品行を良く知っているはず、だから信頼できる相手。そう思って何度かデートを重ねるうちに、私たちは付き合うようになった。  莉子さんは、とにかく面倒見がよくて、時々手作り弁当まで持ってきてくれた。  いつも世話を焼いてくれる彼女は、いつの間にか私の中で母親のような存在になっていた。  いつも世話を焼いてくれる彼女は、いつの間にか私の中で母親のような存在になっていた。
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