第5章 前世の記憶。

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ぼく…いや、俺…俺はっ… 『…思い出したな。』 ……ああ…。 そうだ…全部…全部。 …ぜんぶおもいだした。 殺された時の記憶もある。 すごく、すごく怖かったんだ。 あいつには、 あいつには…罪を償ってもらわなきゃならないんだ。 人を殺した罪は重い。 いけないことなんだ。 『で、どうするんだ?』 …一応なにもしらないふりする。 それからいろいろ聞きだす。 言い作戦だろ?? 『ああ。…頭良くなったな。』 中2までを2回したからな。 『…お前が愁に罪を償わせたら俺は成仏できるかもな。』 あっ…そうか。 お前も親父に…。 『…まぁがんばれや。』 おう。やるだけやる。 ちゃんと罪を償わせてやる。 俺が。 この手で。
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