2.たったひとつの記憶

5/6
前へ
/18ページ
次へ
「お花見したいね。」 シゲと呼ばれた男の声。 「今度の週末辺り満開かな。」 答える一紗。 「弁当持ってってパーッとしたいな。」 そして、ケイスケ。 「や、お前呼んでないし。」 「ひどいよシゲっ!」 笑い声がこだまする。 一紗が笑いながら言う。 「嘘だよ、ケイスケ。3人でお花見しようね。」 .
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加