第一章 覚と薬師

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「あれ……?」  隼人は異変に気付く。遠くの方に何か見える。  あれは……。  人が倒れてる? 倒れていたのは女の子だった。少女の姿はとても苦しそうに見える。   「おい、大丈夫か!?」  そう言いながら、少女に駆け寄る。  少女に触れようとした時。 「触らないでっ!」  突然、少女が叫ぶ。それは明らかな拒絶だった。
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