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僕は、声にならないくらい…叫んだ。
「七さーん。真春が…」
目の前で、横たわった…七さんがいた。
ヨキとクイ…七さん
大丈夫…
『まずは、真さんをベッドに運んでから七さんだ。』
「わかった。」
春樹は、いつも頼りになる…僕はいつも
泣いてばかりで…力になれていない事が…とても悲しかった。
『お兄ちゃん。真春が…』
『今の状況は…かなりヤバいな。
誰か…』
襖の向こうから
声が聞こえた…。
『おいおぃ、こいつ…刑事さんじゃないか…どうする?瞳…社長』
『まぁ…みきに、頼まれた訳だし。やるだけやるぞ。かなみ…医師免許くらいあったら…手当てくらい出来るだろ』
『借り物です。まぁ、手当てくらいなら…まずは…撃たれた兄ちゃんをベッドにいかすので、ごめんなさい。はい…おっ春…よし、連れていくぞ。』
『ありがとうございます。』
春樹の知り合いみたいだった…。でも、春樹は敬語を使っていた。
「僕は…」
『あんたは…ギブスしてるなら…無理しないような事してな。』
「はい」
なんだか…良く
わからない人達がきた。一体…何が起こったのだろうか?
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