14人が本棚に入れています
本棚に追加
僕の今出来る事は…
「七さん…僕だよ。
分かるよね」
『そんなに、叫ばなくても…大丈夫ですよ。ヨキとクイもタンスの中です。』
「そっか…良かった。」
七さんが、うつ伏せだったのを仰向けにした。傷が、仰向けにしなければ…わからないから…
「ヨキとクイは…タンスの中だったね。見てくる」
タンスに、近づいている時に七さんが一言…呟いた。
『現実から、目を逸らさないで…』
意味のわからないまま…タンスの扉を開いた。
最初のコメントを投稿しよう!