運命と別れ

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少ししてから、可愛い少年が登場した。 『お兄ちゃーん。見つけたよ。跡地だけど』 『『サンキュー(笑) 愛しのみき』』 と…双子が、可愛い子に抱きついていた。なんていう…仲の良さ 「春樹…あのね、クイちゃんのお葬式…やろう…。このままじゃ、寂しいからさ…。ヨキも、いいよね。」 『構わないよ。その方がクイもきっと喜ぶと思うからさ』 『そうだよな。』 僕は、ズタズタになったクイちゃんを… 子供用の、布団にのせた。昔から、春樹の家にあったらしい…。 かわいい…クイちゃん…。 人生…これからだったのに…って思う。いつも、これからって笑ってくれたね。 ありがとう。クイちゃん 「春樹…お葬式って…どんな風にするの?」 『葬儀屋に、知り合いいるから明日…連絡するから。』 「ありがとう…」 あぁ、最近…笑えるように…なったのに… また…笑えなくなってしまった。 でも、僕は…成仏してくれるって信じてるからね
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