出会い

2/12
前へ
/21ページ
次へ
  「よーぅし!おやまにのぼるぞー!!」 小さい頃の俺はやんちゃで、悪ふざけが大好きで、しょっちゅう外で遊んでいた。 「けんくんーっ! ぼく、そろそろかえるね。 ママがまってるから」 と一人、また一人と帰って行く友達。 一人になった俺は、いつもブランコに座っていた。 何もすることはない。 ただ、ボーっとしていただけ。 そんな時に、さくらと出会った。 滑り台の下で泣く、一人の少女。 それがさくらだったのだ。 .
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加