第三章 頂上

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「はぁ?誰がそんなこと言うてるねん」 中田がイライラしながら問い掛ける。 「…………」 相変わらず何も喋らない岡村。 「お前、どうせ怖くなってきたんやろ? 霊感があるふりしてるみたいやけど、どうせウソなんやろ? ウソやって認めて謝るなら、今からお前だけ駅に送ったるで」 中田が挑発するように岡村に話しかけるが、やはり何も喋らない。 「…………」
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