第三章 頂上
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「もうええやん、ほっとこうや。 ここまで来たんやし、とりあえず目的地に行ってみようや!」 2人のやり取りを見ていた今野君が呆れたような口調で割って入る。 「……せやな」 今野君の言葉を聞いた中田はそう告げて再びフロントガラスの方へ顔を向けた。 こんなやり取りが車内で繰り広げられてる間に、亮の吐き気も落ち着いてきた。 10分後、亮は完全に回復し、再び僕と亮は車に乗り込む。
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