2009/01/01

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    「んじゃ!また明日な!」   今日は正月と言う事もあり 夜だと言うのに 街には沢山の人が溢れていた。             俺の名前は 千葉健斗(チバケント)     今日は大学のサークルの 仲間と飲みに行っていた。 今、その仲間達と別れ 自宅に帰るべく 駅に向かっている所だ。   「ふぅー」   1年前、宮城から 上京してきたばかりの俺には 都会の空気は不味く感じ、 それを誤魔化すかの様に 煙草に火をつけ 思いっきり吸った。   「結局・・帰んなかったな」   親の反対を押しきって 東京に上京した俺は なんだか実家に 帰る事が出来ずにいた。   毎月、親から来る仕送りも ほとんど、遊びに使い 大学の授業料・サークル費は 親に払わせ とにかく毎日夜な夜な 遊び呆けていた。
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