『再開』

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そんな時、部屋の赤いランプが光った。 「にいちゃん!」 ファムがソニックを見た。 「ブレイズ…クラスト…逃げろ…侵入者だ!」 ソニックはジャンク屋の敷地内にセンサーをつけていた。 (バヒューン、バヒューンバヒューンバヒューン) (ガシャーン、カシャガシャン) 侵入者による銃弾で建物の窓ガラスが破れた。 「キャァアー!なによ、無差別!?」 ファムはうずくまった。 「ブレイズ…クラスト…早く行け…」 ソニックはガトリング砲を用意しだした。 「すまない!ソニック!」 ブレイズは銃をしまって走った。 「ファム!また飲もうな!」 クラストも銃をしまいブレイズの後に続いた。 ジャンクの鉄くずの山から、金色のライガーゼロと銀色のケーニッヒウルフが飛出した。 だが行くてにはすでに、10体のヘルキャット隊と5隊のレッドホーン・そして1体のジェノブレイカーが待構えていた。 「あぶり出し作戦成功だな。」 ジェノブレイカーのパイロットが言った。 「さぁー、どうする!ブレイズ!」 「やるしかないだろ!クラスト!」 ライガーとウルフは迷いも見せずに突っ込んだ。 まずは、ヘルキャット隊を飛び越え、5体のレッドホーンと戦うブレイズとクラスト。 「ソニックの新兵器だ!くらえ!ブリッヅ砲!」 ブレイズは新なるライガーの新装備を試した。 それは、ソニックが作った電撃攻撃だった。 砲弾で打ち抜くと言うよりは、相手のゾイドに強い電流を流し、ショートさせる感じだった。 ヘルキャットの数対は、すでにヒクヒクと動けないゾイドもいたが、レッドホーンの部隊にはなかなか当たらなかった。 「くそったれ!ブレイズ!お前はジェノブレイカーに集中しろ!後は俺にまかせな!」 「了解だ!クラスト!」 だが…ブレイズのライガーはジェノブレイカーには、まったく歯が立たなかった。 「ブレイズ!しっかりしろ!」 「クラスト…こいつ化物だ!強すぎる…。」 このままではブレイズが危ないとクラストはブレイズの援護に回るが、ジェノブレイカーは強かった。 「哀れなり…。弱き者よ…、とどめだ…」 ジェノブレイカーのパイロットがつぶやいた。 ジェノブレイカーの二本のドリルが高速で回転し始めた。
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