『再開』

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「まずは…こっちの狼からだ…」 (ウィィィーン) ジェノブレイカーの二本のドリルがクラストのケーニッヒウルフを突破ろうとした。 その時! (ドカッ!ドカッ!) ジェノブレイカーは強い砲撃を受けて、ケーニッヒウルフのそばを離れた。 「うゎわわ!なんだ!」 ジェノブレイカーのパイロットは叫んだ。 「クラストー!大丈夫!」 真っ黒いアイアンコングに乗ったファムがジェノブレイカーをさらに砲撃した。 そしてレッドホーンが次々と、吹きとばされた。 「ブレイズ…だらしないな…」 緑色のディバイソンに乗ったソニックは頭からぶつかっていった。 「フッ…やるな…今日は挨拶ていどだ…まぁ良い…撤退する!」 ジェノブレイカーのパイロットの指示の元、残っていたレッドホーンとヘルキャットも撤退していった。 「助かったぜ…」 ブレイズはホッとした。 「フゥ~まったくだ…」 クラストもため息をついた。 「ブレイズ!クラスト!大丈夫!?」 ファムがアイアンコングのハッチを開けた。 「大丈夫か!?クソガキども…」 ソニックもディバイソンのハッチを開けた。 そして、ソニックは言った。 「立てるか…ついてこい…」 ソニックはハッチを閉めてディバイソンは動きだした。 アイアンコング・ケーニッヒウルフ・ライガーゼロも後に続いた。 まるで最初からその様子を見ていたかのように、はるか上空には謎の青いバスターイーグルが旋回していた。 しばらく4体のゾイドが歩くと、 東の都・サンドプロセ郊外にあるピラミッドのような、どデカい歴史的建造物の前まできた。 「ここだ…」 ソニックはリモコンのスイッチを押した。 すると… (ゴゴゴゴッゴゴゴー) 古いピラミッドのような建造物の一部が、開いた。 四人は中へ入った。 「なぁ、ソニック?どこへ行くんだ!?」 ブレイズは気になった。 「ついてこえばわかる…」 ソニックは答えた。 「ファムは?」 クラストがソニックに聞いても絶対に答えないと思ったのでファムに聞いた。 「初めてよ…」 ファムも何があるのか不安そうだった。 そして薄暗いがかなり広い空間へたどりついた。
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