『再開』

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「ファム…そこのスイッチを押してくれ…」ソニックが指を指した。 (カチッ) 「おっ…」 ソニック以外のメンバーは全員声すら出なかった。 「これは…?」 クラストはまだ目を開いたままだった。 「かっけぇ…」 ブレイズも瞬きをしていなかった。 「ゾイドエクスプレス…とでも言うべきか…」 『インスペクター』だ! ソニックがいつもより声が大きかった。 「俺がジャンク部分から数年かけて造った…先頭は、運転席と居住空間で2両目からは、ゾイド収納用のコンテナになっている」 ソニックの説明はとても長かった。 最新式のかなり大型の新幹線のようなイメージで線路がなくても車輪で走行出来、1両目が運転席と居住空間、2両目以降はゾイド収納用のコンテナとなっており、白地に青のラインが鮮やかだった。 そしてさっそくコンテナにゾイドを収納してみた。 2両目に2体 ライガーゼロ ケーニッヒウルフ 3両目には ディバイソン 4両目は アイアンコング が収納された。 ゾイドエクスプレス、インスペクターは四人と4体のゾイドを乗せて凄まじい勢いで飛出して行った。
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