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「当たるかよっ!」
ライガーはあっさりと砲撃を交した。
「ダメだ!ライガー戦うぞ!」
ガルーダ警備兵から逃げていたライガーは反転し、ヘルキャット隊へ向った。
「金ピカが来るぞ!気をつけろ!」
「ライガー…お前の武器は!?こいつか!」
ライガーの背中にある二本のブレードが展開した。
「いっくぞぉぉおお!ライガー!」
ライガーはブレードを展開しながら、スピードを上げて、ヘルキャット隊へ突っ込んだ。
「うぅぉぉおおおお!」
ブレイズは叫んだ。
「ズバッ!ジャキン!」
ライガーはあっという間に2体のヘルキャットを切裂き、ジャンプし着地と同時にもう1体のヘルキャットをも切裂いた。
だが、ヘルキャットまだ7体いた。
「まだまだ!ライガーいくぜっ!!」
ライガーはさらにもう2体のヘルキャットを切裂く瞬間1体のヘルキャットが、身を犠牲にしてライガーにくらいついた。
なかなか動くことが出来ないライガーに5体のヘルキャットは集中砲撃をした。
(ドカン、ボカン、ドカン、)
「うゎわわああ~」
ブレイズは叫んだ。
その時!
(ヒューヒュルヒュルヒュルルルル…ズバーン、ズバーン!)
ライガーに、くらいついていたヘルキャットと他のヘルキャットが次々と吹っ飛んだ。
「金色のライガー!ブレイズだな!大丈夫か!?」
「クラスト…。クラストか!」
「おぅよ!いくぜ!ウルフ!スナイパーモード!」
そこには、銀色のケーニッヒウルフが射程が長いのに一体一体のヘルキャットを確実に、打ち抜いた。
「新手か!くそっ!」
「ヘルキャット隊!撤退するぞ!!」
ガルーダのヘルキャット隊は撤退していった。
ケーニッヒウルフとライガーのコックピットハッチが開き、クラストとブレイズは降りてきた。
「…ったく。いつもムチャしやがって…ガキの頃からまったく変ってねーな…ブレイズ…」
「アハハ…助かったぜ!いつも俺のムチャを助けてくれたのは、お前だったな。クラスト!」
「さぁ、どーする?」
「ガルーダの悪業の証拠がここにある。これを中央評議会へ届けるんだ!」
「これからか?」
「その前に…」
二人は声を揃えて、
「祝杯だ!!」
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