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ホテル街を後にした二人、時刻は間もなく夜飯時、そこで帰り道にある洋食店で食事をすることになった。
食事を終え彩に洋一は自転車置場まで送ってもらい「また月曜日に学校で」と言って別れた。
洋一は彩の車が見えなくなるまで切ない気持ちを抑え、見送った。
彩のあんな姿や、こんな姿。
洋一の頭の中では今日の事を駆け巡っていた。
そんな洋一には、いつの間にか帰りついた誰もいない家に着き、煙草に火をつけたとたん現実にもどったように洋一は彩にメールを送った。
【帰ってきたよ。楽しい時間をありがとう。】
洋一は独りきりの家で風呂に入る事にした。
風呂をあがると彩からメールが返ってきていた。
【私こそ、今日はありがとう。】
その後、眠くなるまでメールをした。
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