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日曜は特に何もなく、のんびりとした休日を送り、月曜日となった。
月曜日から期末テストが始まり洋一には珍しく遅刻することなく登校した。
それがなくても遅刻はいけない事なのだが。
珍しく遅刻をしていない洋一に友達が声を掛けてくるが「テストの時くらいはね」と軽く返信をして教室へ向かった。
1日目のテストはそれなりに出来た、午前中で終わりを向かえる。
洋一は実は自分が思ってるよりは要領がよく、成績では学年でも上の下程度にはいた。ただ勉強という事に集中力がないだけで。
成績にも興味がなく、テストの点数など見た記憶がない洋一。
それはさて置き、帰る準備をしているとなにかと仲が良い悪友に帰りにカラオケ行こうと言われ先に靴箱で待つことになった。
テストの日こそ遊びたいのだ!それが悪友のテストの度に聞く言葉。
洋一は靴を履き替え、靴箱にもたれて待っていた。
そこに通りかかったのがテスト用紙を抱えた彩だった。
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