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着信は…彩、ではなく健一からだった。
用件は今日カラオケに来ていた女の子がアドを教えてほしいって事だった。
洋一には断る理由はない為とりあえず了解した。
健一との電話を終え、またテレビを観ているとしばらくして着信音がなった。
今度こそは彩からの着信だった。すぐさま通話ボタンを押し、電話にでる。
《もしもし♪》
《出るの早いねぇ。今お風呂からあがってきたよ。》
《女の子って風呂長いんやね。1時間くらい時間経ってるし》
《ごめんねぇ》
《いや、そんな意味じゃなくて!》
《わかってるよ》
その後も会話は弾む。同時に洋一の酒を飲むのも進んでいた。
3本目の半分くらい飲んだ頃には、煙草と酒の悪い組み合わせによりほろ酔いになっている。
洋一は酔うに連れエロになってしまう。その洋一は彩に変な事を聞いてしまうのだった。
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