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携帯を左手に握ったまま洋一は先程の出来事を思い出していた。
経験的に未熟な脳をフル稼働させ創りあげる彩の身体、繰り返し動く指や荒げる声を鮮明に描く。
それらに、あらためて一人静かに興奮をしていた。
そんな時左手の携帯が着信音と共に振るえた。
【汗流してきたよ♪ふー。なんだか疲れちゃったよ。】
明日も学校があるというのに12時を回っていることに普段なら現れない焦りを感じた。
【明日も学校だし寝なきゃね。彩がぐっすり寝れるといいな。】
【ありがとう♪おやすみなさい】
洋一は正直あまり眠くなかったが布団に入り、彩の事を考えているとすぐに眠りについていた。
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