強すぎる!

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振り向くとそこにはFさんがしっかりと立ち、困り果てた顔で私を見ているではないか! 足!足は?!痛くないの~っ?!! 一瞬絶句したが、動揺していきなり怒ってはいけない。その声でまたFさんが転んだら困るし! 私は一番近い場所にあった車椅子を引き寄せ、優しく言った。 「Fさん。この車でお家に連れて行きますから、どうぞ。乗っていいですよ」 「ああ…そうですか?じゃあ、お願いします」
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