真夜中のうめき声

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「…ゆっくり、ゆっくり、まぁわっているよぉ~…」 何がまわっているのか意味もわからなければ誰の声なのかも分からず、私の恐怖はほぼピーク。 (と、とにかく…み、見回り…) 覚悟を決めて見回りしようと立ち上がる。懐中電灯を持ち、ナースステーションを出てすぐ右側にある病室に何気無く目をやると…。 「…ゆっくり、ゆっくり、まぁわっているよぉ~………」
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