プロローグ

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一緒に寝てもいい? そう言って父親の部屋に行ったとき、あたしはもう高校生になっていた。 父が二十六歳のときに産まれたあたしは、今になってようやく甘えることが出来た。 四十二歳の、恐らく若い方のお父さんはだから、嬉しそうな顔をして、いいよと迎えてくれた。  
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