映し写る 広き水面

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題 「雨」 ぽつりぽつり 一粒 一粒 落ちてくる雫 それは さながら涙のように 時に 滝のように 悲しみが深まり淵を越え 溢れ 流るる 悲しみを 頭にうけ 人の 痛みを味わい 自分の 痛みを流す 暗く湿った中にも 想いはあり 意味のある雨となる いやな雨が すきな雨に 変わり 負の輪廻が 途切れ 幸せと不幸の流れるが生まれますように
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