序章~とある塔の伝説~

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しかし悲しきかな…力及ぶ者現れず「かの場所」から還りし者は何時までも現れず… 何時しか「かの場所」は挑みし者が帰らぬ事から「不帰(カエラズ)の塔」と呼ばれ、忌むべき地として、人々はその存在を忘却していった… 不帰の塔の存在が人々の内から消え失せようとしていた頃、塔を登らんとす青年達が現れる… そのもの達は数々の苦難を乗り越え、賢者フィレモンの助力を得、紆余曲折を経て塔を制す。 前代未聞の偉業を務めた彼等はこう呼ばれるのであった……… 『塔を制覇せし師(マスター)』と 彼等は、塔から『富』と『力』と『名声』を持ち帰り、彼の地『ラジガスト』に繁栄をもたらした。 そして年月は巡り… 時代は師の子孫の世代に移り、新たな局面を迎える。
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