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僕等は少し暗い森を歩いていた
道は大きく白く光っていた.
とてもフシギな道を…
僕等はひたすら歩いた.
するとそこへ
見た事の無い兎が飛んで来た.
真黒な毛並に白く光る目.
視力を失ったその目には…
一体何が映っているのだろう?
シンジツはには少し怖かった様で…
ガタガタ怯えていた.
そんな事を考えていると…
そいつはこっちを向いた.
白く光る目と目が合った瞬間…
「абвгеисрпонм」
この世の者とは思えない声が
森を木霊する。。。
森中響いて。。。
まるで森と共鳴している様だ.
その声は聴いていると
理性を失う様だった。。。
慌てて耳を塞いだのは3人。。。
僕とトランプとマコトだけ…
シンジツは恐怖の余り
気を失っていた
耳を塞いでもその声は聞こえる
頭の中で木霊する。。。
その叫びは少しずつ言葉になる
「コ。。。コロ。。。コロス。。。」
殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス
そんな言葉が頭の中を過る過る
堪らなくなって叫んだ。。。
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