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とても仲の良かった私達だったが、ある日の仕事中、私はお腹が痛くて、仕事が出来る状態ではなく、お腹を抱えてしゃがみ込んでいた。
そんな私を見て「大丈夫?」 と、みんなが心配してくれている中、ともちゃんは一人で、「正露丸でも飲めば~?」と笑いながら言ってきた。
ともちゃんは、この職場でも、やっぱりお調子者キャラだった。
人が苦しんでるのに、心配するそぶりも見せず、笑っているともちゃんに腹がたち
「薬もらってくる」
と言い、私は立ち上がってその場を後にした。
「一人で、大丈夫?一緒に行くよ」
と言い追い掛けて来たともちゃんを、無視して振り切り、事務所に行き、体調が悪いから帰らせてもらいたいと伝え、その日は、そのまま一人早退をした。
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