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「力が必要…?
意味わかんねぇ…
…ちっ…
お前違う世界に
飛ばすとか言ったな?
それは強制か?」
混乱して
考えがまとまらない状況で
とりあえず気になった事を
ヒロは聞いた。
「強制だ。
お前がどう足掻こうが
飛ばす。」
「くそがっ…
そんな事して
お前にメリットは?」
「答えられん」
「なら…」
「時間だ」
質問を仕掛けた所で
仮面の男は言った
「向こうの世界の事は
その世界の人物に
聞けばいい。
その人物に
お前の存在は伝えてある。
その人物の名は
遠藤勝(えんどうまさる)
まずはそいつを捜せ。
…では…
お前を今から転送する」
仮面の男は言い終えた所で
ヒロに手を向ける
「待てよ!
まだ質問が…」
「また会える。
その時に聞こう」
仮面の男が
言い終えた瞬間
ヒロは白い光に包まれた
「くっ…!」
―……
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