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刻は幕府京都・・・・徳川幕府と維新志士―――互いに剣を持ち闘った
その京都に人斬り抜刀斎とよばれる志士がいた・・・
―――三人の男が酒の席の還りだった
『ザッ』
???「京都所司代重倉十兵衛殿とお見受けする」
其処には歳拾五、六といった少年がいた
???「私怨は無いが新時代の為に貴殿方には死んでいただきたい・・・・」
少年の口から衝撃的な言葉が発せられた
「何奴・・・」
抜刀斎「長州派維新志士、緋村抜刀斎」
男達が殺気だち剣を構える
『ザヴッ』
しかし抜刀斎は男に剣を抜く暇も与えず護衛の首を撥ねた
次の瞬間重倉の視界から抜刀斎は消えていた
"飛天御剣流、龍槌閃・惨"
上空から衝き下ろされた刀が易々と重倉の命を絶つ
・・・抜刀斎の剣気は残った青年に向けられていた
青年「うわぁぁああ」
死と言う現実に直面し青年は錯乱為ていた
抜刀斎「諦めろ・・・」
青年〈死にたくない死にたくない死にたくない〉
『ブシュ』
刀は青年の身体を割き同時に抜刀斎の頬に傷を着けた
青年「や・・・っと愛していけるとおもったの・・・に・・・、と・・・」
青年は言切れた
剣心「来世で幸せになってくれ」
『ザッ、ザッ、ザッ』
抜刀斎は深い闇夜に姿を消した・・・・
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