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「ち…ちるっ…!」
「だぁめ、もっと!」
さらに強く押し付けた。
いや、そりゃあこの何週間かで何回かは触った。触りましたとも。反省はしている。けれど後悔なんてしていない。
でも、決して慣れるものじゃない。
だというのに。
「零也くんだって触りたくない訳じゃないでしょ!?早く、もっと揉みしだくの!」
「もっ…!?お、女の子がそんなこと言っちゃだめです!」
「じゃあ男の子らしく獣欲に任せて私を貪って!」
「理不尽!?ちょっ、散葉さんズボンに手を入れないでくだ──はわっ!だ、だめぇ!あの子が…あの子が見てますからぁ!」
必死に卵を指差す零也なんて気にもせず散葉は零也にねだるようにその指を舐めた。ズボンにかけられた手は止まっている。
「散葉さん!?ぼ、僕汚いですよ!」
「ちゅる…零也くんが汚い…?そんなわけないよ、綺麗だよ。零也くんは世界で一番…れる…綺麗」
「や、止めてくださいってばぁ!くすぐったいです!」
「零也くんだって私のお願い聞いてくれないもん」
「聞きます!聞きますから!」
「じゃあ、私のおっぱい、零也くんの意志で触る?」
ぴたり、零也の抵抗が止まった。
「…はい?」
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