1.愛の結晶

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「零也くんが触りたいってお願いして触るならいいよ?」 「お願い…!?」 「そうだよ?簡単じゃないかな?最近は零也くんも甘えるのが上手になってきたし。そもそも毎晩毎晩、『一緒に寝てくれませんか…?』ってくるし」 そうは言ってもレベルが違う。つい最近までおしゃぶりをしていた赤ちゃんを自転車にのせるようなものだ。 「…でも、本当に零也くんが嫌なら…」 「や、嫌じゃないですっ!」 零也は慌てて返事をした。散葉のこの言葉に零也は弱い。 基本的に本当に嫌なことはまずない。恥ずかしいだけだ。 零也だって男の子だし、散葉にベタベタされればドキッとするのだ。 「ち、散葉さん!あの…ち、散葉さんの胸…触らせてもらえませんか…?」 うわ、恥ずかしい。 なんだこれ。 しかし、恥ずかしい思いをした甲斐はあったようで、珍しく散葉が赤くなっていた。 「あ…は、はい!今、脱ぎます!」 「は…!?脱ぐんですか!?」 零也が反応したときには既に散葉は下着姿だった。きゅきゅっとくびれた腰から細いからだにはあまりにも不似合な双丘が下着越しにむき出しになった。 「はい…どうぞ…」
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