*+。今日から居候。+*

11/27
前へ
/94ページ
次へ
「そうだよ! メスだよ!! 天馬が連れ込んできたんだよ!!」 め、メス…? 彪さん、いくらなんでも酷すぎます。 「黙れ、彪。 お前に事の経緯を聞いたわけじゃない。」 つ、冷たい! 色が白いせいなのか、冷たいぞ!! 「落ち着け、蓮。 まずは天馬にゆっくり理由を聞いてやろうじゃないか。」 軽く微笑む、微笑みの貴公子ことワイルド系さんは、顔をひきつらせていた。 「まあまあ。 みんな、落ち着いて。 詩雨ちゃんと俺にも理由があるんだから。 2人熱い夜を過ごした中の俺らにもさ。」 説明する前に嘘つかないで下さいいぃ。 「あはは…。」 「さっさと話せ!」 彪さんがテーブルを勢いよく叩いた。 そ、そんなに怒らなくても…。 ち、ちょっと怖い…。 「はあ…、彪。 そんなに驚かすな。」 綺麗な人が私をチラリと横目で見ながら言った。 や、優しいぃぃ。  
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

754人が本棚に入れています
本棚に追加