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天馬さんは一歩、美青年の耳元に顔を近付けた。
そして、小さい声で…。
微かに私が聞き取れる声で…。
「彪(ひょう)、静かにしなさい。
あまり大きな声を出すと、女王様にバレるよ。」
天馬さんは、そう言い、彪?っていう人の肩に手を置き、微笑んだ。
彪?さんは、その言葉を聞いた時、スゴい身震いをし出した。
女王様にバレたら、いけないの?
そんなに怖いの?
「ま、2人とも、座りなさい。
あと、2人帰って来てないねー。
ま、いいや。」
いいのか?と思いながらも、真ん中に大きく置かれているテーブルを囲みながら、私たちは座った。
それにしても、私1人で住むお部屋では無いんだ…。
「よし、お馬鹿な彪も大人しくなったし。
自己紹介をしよう!」
「誰がバカだ!!コラーっ!!」
すみません、私も少しだけ思いました。
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