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私はひらすらバナナを食べている息子に話しかけた。
「ねぇヒロくん。明日バアちゃんに会いにいかん?」
きょとんとした表情をしながら言う。
「バアちゃんはこの前来たじゃん。……まぁ、よかけど」
「あ、違う違う。ママのバアちゃん。ヒロくんのひぃバアちゃんだよ」
「えっ!?
ひぃバアちゃん居るの!?」
目を輝かせる息子をがっかりさせるだろうなと思いながらも私は微笑みながら応える。
「うん。ひぃバアちゃんに会いに行こう」
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