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家に帰るとやはりアイツは居なくて冷蔵庫にあったビールを一本空け、シャワーを浴びて布団に潜り込む。
また明日も罵声で目覚めるのかと憂鬱になりがら目を閉じた。
しかし次の日というか昼近くだったが起こしてくれる声はなかった。
「んだよ。またサボりじゃねぇか」
ボリボリと頭を掻きながら部屋を出る。
電気は付いたままになっていた。
辺りを見回して一瞬で目が覚める。
「おい!どうしたんだよ!おい!」
アイツがキッチンの側で倒れていた。
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