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「お嬢様。お食事の用意が出来ております。それから、早菜様がご到着されております」
「わかったわ。ありがとう」
へえ、杏梨って家だとこんな感じなんだ。なんか新鮮……。
「それじゃあ皆さん、行きましょう」
少し歩いた先には、大きな扉があった。そこを開けると、額に雷のマークの入った少年が通う魔法学校の食事場みたいで、度肝を抜かれた。
「広いね!」
「こういう所憧れるなぁ……」
「シャンデリアだぁ!」
皆さん感動していらっしゃるようで。
「早菜はどこだ?」
「えっと………………あっ、いました!」
1番向こうの席に一人ぽつんと座っている……。これはかわいそうだろ…………。
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