632人が本棚に入れています
本棚に追加
「君が眞由ちゃんかい?」
「ええ、そうですけど……」
また馬鹿陸が来たよ。
「綺麗だ……。おっと失礼。僕は響君と紗槻ちゃんの親友の時坂 陸。以後お見知りおきを……」
「やだ、綺麗だなんて……」
忘れてた。眞由は真に受けやすいんだった。
透き通るような青髪のセミロングで顔立ちは良く、背も低いためかわいい女の子っていう感じなんだが、喋り方がおしとやかだから変な感じがするんだよな。
「僕は貴女に惚れてしまった……。貴女は美しい」
「そ、そんな……」
何が美しいだ。顔がかわいい系で背が低いから惚れたんだろロリコンが。
「ああ……。貴女のような人に出会えて幸せだ」
「ブッ!」
やべえ。おもしろ過ぎる!俺と紗槻はさっきから笑いを堪えている。
最初のコメントを投稿しよう!