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下駄箱まで行くと美佳と杏梨がいた。
「遅いです！早く行きましょう！」
「何せかせかしてんだよ？」
「今日ね、杏梨の家でお昼ご馳走になることになったの」
「本当に！？」
「はい。あ、早菜ちゃんには連絡してあるんで」
「そうか……」
えっと、眞由は……いた！
「杏梨。もう一人良いか？」
「別に良いですけど……」
「ちょっと待ってて」
眞由の所へ行くと、向こうもこっちに気付いたのかようだ。
「響君。一緒に帰ろうよ」
「その事なんだけど、今から後輩の家で昼飯ご馳走になるから、一緒にどうかなって」
「良いの？」
「ああ。みんな良い奴ばかりだから仲良くなれるぞ」
という訳で眞由をみんなの所へ連れてった。
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