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ドリームクエスト
私はオシメ。
国から極秘任務を与えられた諜報部員だ。
某日、私は極秘任務を与えられたため、密林をさ迷っていた。
それは遡る事2日前、諜報部の予言者「アンジー」に天からの予言が。
それはこういった内容だった。
「緑深き奥底に潜む大蛇が世界に災いをもたらすであろう。」
アンジーの予言的中率は100%だ。
過去、アンジーの予言によって救われた国家的危機が何回もあるほどだ。
ただ、今回の予言。
アンジーは世界の終わりをイメージしたらしい。
期日は2日後。
そう、今日だ。
国はそれを聞き、昨日ある諜報部員をアンジーの予言を元に大蛇のいる密林へ出動させたのだ。
だがある諜報部員からの連絡はその日を持って切れた。
それから私はその諜報部員の救出とターゲット抹消の任務を今回与えられたわけだ。
今回は私、シド、アンジーの三人で密林へ。
私たちは密林の道なき道をアンジーの支持の元歩いていた。
シド「本当にあるのかよ?もう4時間近く歩いてるぞ?」
アンジー「もうすぐ吊橋があるはずだ。捜すんだ!」
シド「なんだって大蛇ごときを退治するのに俺らが出なくちゃなんねーんだよ…。むかつく!!」
私「お…おい!あれ!」
私が見た光景とは、
腐りかけの吊橋、奥には大蛇が大口を開けた形をした洞窟が。
シド「大蛇って洞窟の形かよ!じゃあ…ターゲットはなんだ!?」
アンジー「行ってみよう。」
私たちは奥へと進むため吊橋を渡った。
私「い、いかにも切れそうだな…。」
シド「今の今まで吊橋としてあるんだ!切れないって!」
アンジー「!!早く渡るんだ!!」
アンジーのかけ声と共に吊橋を支えている一本のロープが切れ始める。
シド「やべえ!!早く行け!!」
私たちは洞窟の方へ走り出した。
だがロープは私達が走るたび1本また一本と切れていく。
私「後ろを振り向くな!!洞窟まで死ぬ気で走れ!」
ロープは全部で50本。
私たちが半分を過ぎる頃、20本近くは切れていた。
私「走れ!!!!」
ロープとのデットヒートになった。
そんな中、中間から入り口は無情にも激流の真下へ。
シド「間に合えーーー!!」
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