部屋とTシャツとバナナ

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部屋とTシャツとバナナ

2008年夏前。 この日は妊娠してた私の幼なじみの嫁が、無事ご出産されたということで、友達のT成、H和、T也、AK子、わたし、当時付き合っていた彼女の6人でお見舞いとお祝いをかねて病院へ行きました。 実はわたし、この日は二人でデートしてたのですが、T成から急に電話が。 T成「ヅーコのお見舞いいぐべ!!」 とちょい裏声を交えながら言われたし、私らも是非行きたかったので、急遽お見舞いへ行くことになりました。 ちなみにヅーコとは私の幼なじみの仮名です。 なぜこういう名前にしたかというと、彼はいい間違いや書き間違いがかなり多い方でして…。 ざっと思い出しても、 ・「カラオケ合衆国」を「アメリカ合衆国」 ・F1チーム、「ベネトンルノー」を「ベネトンルソー」 ・サッカーの神「ジーコ」を「ヅーコ」 などなどかなり言い書き間違いが多いのです…。 まあそのあとに「あ!間違った!」という自分でのフォローがあればいいのだが、彼のすごいところはフォローもなく必ず素で間違っているということです!! なので周りのみんなも言い間違いに気付いてるのだが、もはや突っ込むのにも疲れ果て、そのままスルーしておるわけです。まあ話しはかなり脱線いたしましたが、急な予定だったため、お見舞いの贈答品がなにもねえ!! そんなわけで、とりあえずみんなと合流しようと、病院へ向かいました。 病院へ着くと、そこにはT成とH和だけがいました。 「T也とAK子は?」 と聞くとT成が、 「なんか軽く事故ったらしい。」 おいおいおい! まさか救急車で来るんじゃ…。 多分それは無いと思うだろ?? T也は違います。 宮本亜門でなくても違いがわかります! 彼は数々の武勇伝を持っておるのです。
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