安楽死という名の地獄

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このようなことをわきまえずに、目先のことばかりにとらわれ動物を飼うと、手のつけようが無くなってしまうのです。 その結果が、捨てられ、苦しんでエサが取れず死んでゆく動物。保健所に送られ、無惨にも殺されてゆく動物なのです。 『ごみの山の中で多頭飼いされている場所で生まれました。 ほとんどの子犬は生まれるとすぐに殺されていましたが、数匹だけ残されたうちの1匹です。 生後4ヶ月ごろのときに、行政の手が入り、ボランティアに保護されました。 悪環境で、怖い思いをして生き延びてきた子ですので、長い目で見守ってくださる愛情深いご家族に、家族の一員として迎えていただきたいと願っています。 じっくり愛情をかけていただきたいので、小さなお子様がいらっしゃらなく、お留守の時間が短いご家族を募集しております。』 『18匹大きな団地入口に遺棄されていました。 どうかお引き取り下さい』 『放棄犬が複数保護されている場所で、不妊手術が間に合わずに生まれてしまった子犬です。 母犬は紀州犬に似た中型犬、父犬は不明。 母犬の不妊手術を済ませ、子供たちの里親さんを探しています。』 『団地の自転車置き場で弱っていました。今のところ探し犬の連絡はありません。首輪が無かったので捨て犬かもしれません。 人間にとてもなつくので、飼い犬だったと思います。今はとても元気になってお散歩も元気にいけます。』 ……………………………
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