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「俺だ…」 渡部さん!!あたしは驚いて、半分眠っていた体が一瞬で目覚めるのを感じた。 「わ…渡部さん!!おはようございます!!」 「今…お前の部屋の前にいるんだが…」 はい!?早いってかいきなり!? 「あ…あの…臭いんで…シャ…シャワーを…」 あたしのそんな焦りを無視するように渡部さんが言葉を遮る。 「いいから早く開けろ」
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