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「ごめん、ごめん由美ちゃん」
そう高田君と呼ばれた
男子生徒がいった
「ぜんぜんわかってないし、…1年の頃に皆さんの数学を教えていたので知っていると思います、今回2年3組の担任をすることになった、山崎由美です。1年か…」
「由美ちゃん長いよ」
由美ちゃんが自己紹介しだして
から退屈になっていた
高田が途中で口をはさんだ
「後少しだったのに、我慢しなさい高田君」
そう少しショックをうけながら
注意する
「だって飽きたし、それより俺のこと幸助って呼んでよ」
そう人懐っこい顔で
由美ちゃんにたのんだ
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