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先の事件以来、アヤはフォースを留めたまま数日の間眠り続けた――。
アヤ「‥‥」
眠りから覚めたアヤは、自分の部屋のゴージャスなベッドに腰を掛けながら呆然としている。
アヤ「(何だろ、この感じ‥生まれ変わったみたい‥)」
すると突然、部屋の扉が勢いよく開かれる。
「ガチャッ!!」
キッペー「よぉ~ぅ! アヤ、目が覚めたらしいな!」
アヤ「‥‥!!」
不意なキッペーの登場に驚くアヤ。
キッペー「いやぁ~、良かった良かった‥」
キッペーは、腕を組んで満足気な表情を浮かべながら何度も頷く。
ココロ「‥ノックくらいしろ、バカ」
アヤ「‥‥!!!」
扉は閉めたはずだったが、何処からともなくココロが現れた。
キッペー「毎度毎度‥お前は忍者か! 言っとくがな、アヤはお前が来た時の方が驚いてたぞ」
ココロ「お前にはデリカシーというものがない‥」
キッペー「女らしくないお前に言われたくねぇな」
ココロ「んだと‥?(怒)」
アヤ「あ、あの‥」
キッペー&ココロ「ん?」
ケンカを始めるキッペーとココロに対し、アヤはばつが悪そうな表情を浮かべた――。
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