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ココロ「何でアヤが謝るの? 悪いのはこのバ―‥」
アヤ「2人が来る前にね、お父サンが来たの‥」
キッペー「あの無関心な親父がか? ‥珍しい事もあるんだな」
ココロ「何か言ってた?」
アヤ「‥うん」
――数時間前。
目を覚ましたアヤの元に滋生が現れた。
滋生「死にかけたのはお前が弱いからだ、こうなったのもお前に責任がある」
アヤ「ごめんなさい」
滋生は、そう言葉を残して部屋を後にした。
アヤ「――とだけ」
ココロ「あのクソ親父‥」
キッペー「おいおい、そりゃ言い過ぎだろ」
ココロ「あのな、親父はアヤに対して酷すぎんだよ! お前はテキトーすぎ!」
キッペー「‥なっ」
ココロ「ホント、この家の男はクソとバカしかいねぇ!」
キッペー「てめ‥言わせておけば!」
ココロ「やんのかコラ~!」
両者が胸ぐらを掴み合ったその時―‥。
アヤ「やめて!!」
キッペー&ココロ「‥‥っ!!」
アヤ「私が悪いの‥本当に、ゴメンなさい‥」
キッペー「あ、いや‥」
ココロ「だからアヤは悪くないって―‥」
アヤ「もう、寝るね‥」
そう言うと、アヤは布団を被ってしまった――。
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