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「ガラッ―‥」
キッペー「‥‥(汗)」
背後の鉄壁が崩れ、キッペーは息を飲んだ。
キッペー「あんなの普通に喰らったら―‥」
ココロ「アヤ、行け~!! ブッ殺せ~!!」
楽しそうにヤジを飛ばすココロ。
「ブン! ブン!」
「ガン!!」
「ビュ~ン!!」
キッペーは、アヤの攻撃を避け続ける。
キッペー「バカヤロー、こうなったら!」
「キィィィン―‥」
すると、キッペーの拳が光り始める。
ココロ「あっ! あのバカ!」
アヤ「‥‥!!」
「ドゴォ!!」
アヤは、キッペーの光る拳を受けてしまった――。
「バタッ―‥」
ココロ「アヤっ!!」
キッペー「‥やべ」
床に倒れ込むアヤにココロが駆け寄る。
アヤ「‥‥」
ココロ「バカかお前! あれ程[フォース]は使うなって言ったろうが!」
キッペー「すまん、つい‥」
ココロ「『つい』じゃねぇよ! もし、あんな事になったら―‥」
「シュ~‥」
ココロ「‥‥!!」
すると、アヤの全身から蒸気のようなものが吹き出し始めた。
キッペー「おい‥[トランス]してないか‥?」
ココロ「いちいち聞かなくても分かるだろ!」
キッペー「どうする、親父呼んで来るか?」
ココロ「早くしろ! このままじゃ‥アヤが死んじゃう!」
???「どうした、騒々しい‥」
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